horumo’s blog

心理学・心理術の世界

<マインド> 失敗を恐れている若者へ

f:id:drg_horumo:20220212091610p:plain

 

 

あなたは人生において、どのような失敗をしてきましたか?

そして、その失敗についてあなたはどのよな見解をお持ちになったでしょうか?

失敗は恥ずかしいことで、よくないことだ。

出来れば、失敗せずリスクのない生活をしたいと望んでいるでしょうか?

 

<目次>

 

1.失敗と成功

みなさんは成功をする秘訣は何だと思いますか?

結論から言うと「失敗を厭わない姿勢」です。

 

これは、「全ての経験から学習する」という哲学に根付いており、成功の階段を上っていくのは

「リスクをとること」

「居心地のいい領域・生活から抜け出すこと」

「失敗に前向きであるかどうか」

が不可欠です。

 

2.成長したいという意思

成長に前向きであるということは、自分自身に挑戦することでしか潜在的な能力を発揮できないという考え方です。

 

難題に直面した時は、成長する絶好のチャンスだと考えます。

 

失敗したり、目標を達成できなかったとしても、それはあなた無能で力不足なのではなく、振り返って反省し、成長へ向けて前進する必要があるという事だと私は考えます。

 

自分自身に前向きであると、得られることは沢山あります。

ほとんどの人は自分の力の無さや知識の無さに悲観的でマイナスのイメージを持ってしま事がほとんどです。

 

それをここでは固定的な思考としましょう。

 

3.成長を阻む悲観的なマインド

「固定的な思考」とは、能力・知性・才能をあなたが持っていようといまいと、それらは固定的であり、変わらないと信じる考え方です。

 

この思考の持ち主は、例えば自分がテストで悪い点数をとったり、なにをしても成功しなかったりすると、もともと自分には素質がなかったんだと考えます

 

この人が挫折を経験すると、ほとんどの場合は諦め、すぐに成功できる「別の何か」を探し始めます。

 

そして、自分の得意分野を探すことや、失敗、苦労をさけることが人生の目標になってしまいます

 

自分の成長にがめつく貪欲である人は、困難に耐え抜き、仕事に意味を見出し、長期的に成長する傾向にあるでしょう。

 

4.アヒル症候群

ここでアヒル症候群というものの話を交えます。

ヒル症候群はなにか恐ろしい病気や精神的な病気とかではなく、人間の多くの方に当てはまるであろう考え方です。

 

この考え方には有害な2つの特徴があり、2つが同時に発症すると、成長したいという思考を妨害します。

 

1.成功することや、誰よりも優秀でありたいということ。

2.「成功するために必死に努力しているわけではない、と周囲から見えるようにする    ことが大切だ」と信じること。

 

このアヒル症候群という言葉は、アヒルが泳いでいる状態に似ていることから名づけられました。

池を泳ぐアヒルは楽々と水上を移動しているように見えますが、水面下では、必死に水をかいて、沈まず前に進もうとしています。

 

こういった人は、表向きでは落ち着いついていて、自信を持ってい入るように見えますが、周りに追いつこうと必死です。

 

こいうった人は、失敗を避けたいという承認欲求が邪魔して、「可能性にチャレンジしない」という選択をすることがあるでしょう。

 

「苦労や努力をしているところを表に出さない」ことを目的にしてしまうと、自分自身を成功に導いてくれる物事から遠ざかることになります。

 

自分自身の問題を隠さなず、問題について安心して話し合えるようなコミュニティ作りが大切でしょう。

 

5.大失敗が成功のカギに

大前提として、生きている人間で失敗したことのない人はいないでしょう。

 

大事なのは以下の4つだと私は考えています。

 

1.ある失敗をしてしまった(事象)

2.なぜそれが起こったのか(原因)

3.それが今後起こらないためにどうすればよいか(対策)

4.対策を取り入れたことでどう変化したか(結果)

 

要するに、「ミスは避けられないものだから、重要なのはそれにどう対処するか」だと考えます。

 

成功するために完璧である必要はないし、沢山の人の助けを積極的に受けていくことが大切だと思います。

 

「過ちや失敗は全ての終わりではなく、その対処を見つけ出し、最善のアクションをとるためのきっかけに過ぎない」という事だということです。

 

成功に貪欲で目標を持っている人はこのマインドが備わっています。

 

6.まとめ

例えば、あなたが会社で失敗をしてしまったとき、あなたの上司は部下であるあなたに怒号や理不尽でなんのためにもならない説教をする人がいたとしましょう。

 

いや、実際に山ほどといます。

そのような方は人材を育成するマネジメント能力やよりよい環境づくりの方法を理解していませんよね。

そんな環境はさっさと抜け出し、自分を成功へと導いてくれる、能力のある方を探していきましょう。

 

自分の意志で環境はいくらでも変えられる時代になっています。

 

無意味にそこに居続ける理由はんんですか?

失敗やリスクを恐れているからですか?

 

まずはその思考から抜け出し、自分の失敗や問題を共に解決してくれる仲間と出会い、自分の思い描く将来像に向かって努力し、成功に対する前向きな思考を持ちましょう。

 

・「失敗を厭わない姿勢」

・成長したいという意思を持つこと

問題について安心して話し合えるようなコミュニティ作りをすること

・失敗は全ての終わりではなく最善の行動を起こすきっかけに過ぎないということ

 

これらについての理解を深め、さまざまなことに恐れず挑戦していきましょう。

 

みなさんのこれからの人生に幸あれ。