horumo’s blog

心理学・心理術の世界

野心家だが知能はそこそこのサイコパス

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 こんにちは。ほるもです。

 前回の記事は非常にIQの高いサイコパスについてでしたね。

 今回は野心家ではあるが知能がそこそこのサイコパスの特徴です。

 それではご覧あれ...。

 

drg-horumo.hatenablog.com

 ↑前回の記事

 

 

野心家だが知能はそこそこの場合

 

 あなたは野心満々で、成功のためなら、良心を持つ人たちが考えもしないようなことを平気でできるが、知能的にはそれほど恵まれていなかった場合。

 

 IQは平均以上で、人からは頭がいい、切れ者だと思われることがあるかもしれない。だが、あなたは心の奥底で自分には目立った財力や独創性はなく、ひそかに夢見ている権力の高みには手が届かないとわかっている。その結果あなたは、世の中全般に怒りを抱き、周囲の人々をねたむようになる。

 

 この類の人は、自分が少数の人々をそこそこ支配できる穴場に身を沈める。この立場は権力に対する欲望をある程度満足させるが、それ以上に進めない不満が慢性的に残る。

 他人の足を引っ張るとささやくバカげた良心から完全に解放されていながら、究極の成功を手に入れる能力が自分自身には欠けている。

 ときおりあなたは自分自身以外の誰にも分らない欲求不満が原因で、怒りっぽく不機嫌になる。

 

 だが、あなたは、少数の個人ないし集団を自分が管理し、支配できる仕事を楽しんでいる。相手としては、比較的無力で弱い人々が望ましい。あなたの職業は、心理セラピスト、離婚弁護士、高校の体育コーチ。それとも何かのコンサルタント、ブローカー、福祉施設の所長かもしれない。有給の仕事ではなく、マンションの管理組合の会長やボランティアの病院職員、あるいは子供の親という事もありえる。

 

 いかなる職業であってもあなたは自分の支配下にある人たちを操作し、威張り散らす。解雇や譴責処分にならない程度に、あくどいやり方を度重ねる。あなたにとって行為そのものに意味があり、たんにスリルを味わうことが目的になる場合もある。人々がびくつくのは自分に力がある証拠だ、人々をおどすとアドレナリンがどっと流れる。とっても愉快だ。

 

 良心が欠けているので実行は驚くほどたやすい。あなたは上司または上司の上役にそっと嘘を耳打ちし、そら涙を流し、同僚の企画をぶちこわし、患者の期待を打ち砕き、甘い約束で人を釣り、自分が情報源だと絶対に悟られないように誤報を流す。

 

 あなたの身の回りにいる上司や先輩、先生、両親、もしくは...あなた自身。多少なりとも当てはまる部分が実はあったのではないでしょうか。

 

 次回は力で支配したがる暴力的なサイコパスについてアップします、お楽しみに。

ここまで読んでくださりありがとうございました。それでは。。